2015年 8月21日  ケフシグロ



【@今日、開花確認しました − 遊歩道わきのクヌギの下で】
15.8.21 撮影

        フシグロ Silene firma〈節黒〉(ナデシコ科 マンテマ属) 花期は8〜11月。
      茎の節が暗紫色を帯びることによる。
      低地から山地の日当たりのよい所に生える高さ30-80cmの越年草。
      茎は直立し、無毛で、節は暗紫色を帯びる。
      葉は長さ4-7cmの長楕円形または卵状披針形で、先は鋭形で縁毛がある。
      茎頂や葉腋に白色の小さな花がつく。
      花弁の舷部は長さ2-3mmで、先が2裂する。
      茎、葉、花柄や萼に短毛を散生する品種をケフシグロ forma pubescens〈毛節黒〉という。

【@を拡大しました】
15.8.21 撮影
                                 
【A】
15.8.21 撮影


* * * * * おまけ −陰湿で夏は冷涼な洞穴上方のケヤキに生えているミヤマウズラ * * * * *

【B昨年落とされ、拾った株を植えたら花が咲きましたが、すべて盗掘されてしまいました】
15.8.21 撮影

【Bを拡大しました − 今日早朝、花茎が立っているのを確認!】
15.8.21 撮影
もっと良い条件下で確かめたいと。


ケフシグロとフシグロは長者ヶ森駐車場近くにあり、どちらもそこでは最初は閉鎖花をつけるのです。
今日のケフシグロは、真名ヶ岳方向に進んだクヌギ林にあるもので、ここでは最初から花が咲きます。
なぜ場所によって違うのか、こんなことは図鑑に書いていないのです。


きょうは予報では午後から雨が強まるというので、早朝に先ずミヤマウズラに来ましたが、次第に雨が激しくなって、ギンリョウソウモドキが咲いているのに、カメラのISOを1600に上げても白いかたまりにしか撮れていません。
お昼近くになって青空さえ見えてきて、「何だ、予報は完全に外れているではないか!」。
欲を出して歩き、ツルボ〜ケフシグロを開花確認、その頃から空腹で力が入らず、頭も動かなくなり、仕方なく帰路に。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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