2015年 8月21日 ケフシグロ |
フシグロ Silene firma〈節黒〉(ナデシコ科 マンテマ属) 花期は8〜11月。 茎の節が暗紫色を帯びることによる。 低地から山地の日当たりのよい所に生える高さ30-80cmの越年草。 茎は直立し、無毛で、節は暗紫色を帯びる。 葉は長さ4-7cmの長楕円形または卵状披針形で、先は鋭形で縁毛がある。 茎頂や葉腋に白色の小さな花がつく。 花弁の舷部は長さ2-3mmで、先が2裂する。 茎、葉、花柄や萼に短毛を散生する品種をケフシグロ forma pubescens〈毛節黒〉という。 【@を拡大しました】
今日のケフシグロは、真名ヶ岳方向に進んだクヌギ林にあるもので、ここでは最初から花が咲きます。 なぜ場所によって違うのか、こんなことは図鑑に書いていないのです。 きょうは予報では午後から雨が強まるというので、早朝に先ずミヤマウズラに来ましたが、次第に雨が激しくなって、ギンリョウソウモドキが咲いているのに、カメラのISOを1600に上げても白いかたまりにしか撮れていません。 お昼近くになって青空さえ見えてきて、「何だ、予報は完全に外れているではないか!」。 欲を出して歩き、ツルボ〜ケフシグロを開花確認、その頃から空腹で力が入らず、頭も動かなくなり、仕方なく帰路に。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |