カラタチバナ Ardisia crispa〈唐橘〉(ヤブコウジ科 ヤブコウジ属) 花期は7月。
常緑樹林内に生える高さ20-70cmになる常緑小低木。
あまり枝分かれしない。
葉は互生。葉身は長さ8-20cmの狭卵形〜被針形で、
先はとがり、ふちには不明瞭な波状の鋸歯がある。
表面は鮮緑色で光沢がある。両面とも普通無毛。
葉腋に直径7-8mmの白い花を散形状に10個ほどつける。
花序の柄は長さ4-7cmで斜上する。
花冠は5深裂し、裂片は反り返る。
雄しべは5個、雌しべは1個。
果実は核果。
直径6-7mmの球形で、11月頃赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。
【@を拡大しました − 花序の柄は長さ4-7cmで斜上する】
15.7.11 撮影
【A花冠は5深裂し、裂片は反り返る】
15.7.11 撮影
互生している葉の間隔が狭く、各葉腋に花序がついて、
これまでの優しく感じた姿とは随分違いますが、カラタチバナです。
ここなら来やすいので、是非果実を撮りたいと思います。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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