7月17日 カラタチバナ 


【今年は2株に花がつきました】
   09.7.17 撮影
草の陰で、高さ25cmほどの小さな株に花が咲いていました。
   
      カラタチバナ〈唐橘〉(ヤブコウジ科 ヤブコウジ属) 花期は7月。
    常緑樹林内に生える高さ20〜70cmになる常緑小低木。あまり枝分かれしない。
    葉は互生。葉身は長さ8〜20cmの狭卵形〜被針形で、
    先はとがり、ふちには不明瞭な波状の鋸歯がある。
    表面は鮮緑色で光沢がある。両面とも普通無毛。
    葉腋に直径7〜8mmの白い花を散形状に10個ほどつける。
    花序の柄は長さ4〜7cmで斜上する。
    花冠は5深裂し、裂片は反り返る。雄しべは5個、雌しべは1個。
    果実は核果。直径6〜7mmの球形で、11月頃赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。

                                         
【上と同じ株です】
 09.7.17 撮影
花序の柄は長さ4〜7cmで斜上する

  
【上の画像を拡大しました】  
09.7.17 撮影
花冠は5深裂し、裂片は反り返る。
雄しべは5個、雌しべは1個。


晴れていても薄暗い林内は、梅雨の真っ直中の雨上がりで暗いし湿度は高いし。
カメラの感度を上げて撮りました。

【2株目 ― 去年果実をつけていた株です】
09.7.17 撮影
葉は互生。葉身は長さ8〜20cmの狭卵形〜被針形。
先はとがり、ふちには不明瞭な波状の鋸歯がある


昨年秋より新しい葉が1枚出て、つぼみが2つついています。
 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。