2017年 6月11日 カキラン |
カキラン Epipactis thunbergii〈柿蘭/別名スズラン〉 (ラン科 カキラン属) 花期は6〜8月。 柿色の花が咲くことによる。 別名のスズランはつぼみが鈴に似ていることによる。 山野の湿ったところに生える多年草。 根茎は横に這い、節から根を出す。 地上茎は高さ30-70cm、平滑、基部は紫色を帯び、 少数の鞘状葉に包まれる。 葉は5〜10個つき、狭卵形で、長さ7-12cm、著しい縦脈があり、 基部は短い鞘となり茎を抱く。 茎頂部に黄褐色の花が10個あまりつく。 萼片は狭長卵形で鋭頭、長さ12-15mm。 側花弁は卵形で鈍頭、萼片とほぼ同長。 唇弁は側花弁と同長、内面に紅紫色斑があり、 関節によって上下2唇に分かれ、下唇は倒心形で内面は凹入し、 上唇は広卵形で基部に3本の隆起線がある。 【@を拡大しました − 乾いた草原に咲いています】 「下唇は倒心形で内面は凹入し、上唇は広卵形で基部に3本の隆起線がある」
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |