ミドリハカタカラクサ Tradescantia fluminensis Vell.'Viridis'
〈緑博多唐草〉(ツユクサ科 ムラサキツユクサ属) 花期は5〜7月。
南アメリカ原産の常緑の多年草。
茎は匍匐または斜上し、水分に富み、節から根を出す。
葉は柄がなく、基部は葉鞘となり、葉身は卵状楕円形、長さ3-6cm、
葉鞘口部に粗長毛があり、葉身の縁に微細な毛があり、
葉の下面は緑色。
花は夏〜秋、萼は緑色で3個、背面に粗長毛がある。
花弁は白色で3個が同形。
園芸植物のシラフハカタカラクサの斑が消えたもので、
本州、四国、九州に帰化し、近年著しく分布を拡大している。
ノハカタカラクサ(別名トキワツユクサ)は、葉がやや小型で、
葉の下面は紫色を帯び、結実する。
【@を拡大しました − 従来、ノハカタカラクサとして記録してきたものと同じです】
17.6.11 撮影
【A水は枯れていますが川に下りるのが怖くて、友人に私のカメラで撮ってもらいました】
17.6.11 撮影
【Bこれも友人撮影の画像です】
17.6.11 撮影
【Cここからは、1本採取してもらった個体で詳細を撮影したものです】
17.6.11 撮影
【Cを拡大しました − 葉の下面は緑色】
17.6.11 撮影
【D】
17.6.11 撮影
【Dを拡大しました − 萼は緑色で3個、背面に粗長毛がある】
17.6.11 撮影
「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」により、
ノハカタカラクサ(花番号:0881)と記録してきた植物は、ミドリハカタカラクサと判明。
記録を書き換えました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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