2017年 6月12日  ミドリハカタカラクサ



【@友人が、「トキワツユクサが川の側壁に群生している」と、教えてくれました − 対岸から】
17.6.11 撮影

         ミドリハカタカラクサ Tradescantia fluminensis Vell.'Viridis'
                    〈緑博多唐草〉(ツユクサ科 ムラサキツユクサ属) 花期は5〜7月。
        南アメリカ原産の常緑の多年草。
        茎は匍匐または斜上し、水分に富み、節から根を出す。
        葉は柄がなく、基部は葉鞘となり、葉身は卵状楕円形、長さ3-6cm、
        葉鞘口部に粗長毛があり、葉身の縁に微細な毛があり、
        葉の下面は緑色。
        花は夏〜秋、萼は緑色で3個、背面に粗長毛がある。
        花弁は白色で3個が同形。
        園芸植物のシラフハカタカラクサの斑が消えたもので、
        本州、四国、九州に帰化し、近年著しく分布を拡大している。
        
        ノハカタカラクサ(別名トキワツユクサ)は、葉がやや小型で、
        葉の下面は紫色を帯び、結実する。

【@を拡大しました − 従来、ノハカタカラクサとして記録してきたものと同じです】
17.6.11 撮影
                                 
【A水は枯れていますが川に下りるのが怖くて、友人に私のカメラで撮ってもらいました】
17.6.11 撮影

【Bこれも友人撮影の画像です】
17.6.11 撮影

【Cここからは、1本採取してもらった個体で詳細を撮影したものです】
17.6.11 撮影

【Cを拡大しました − 葉の下面は緑色
17.6.11 撮影

【D】
17.6.11 撮影

【Dを拡大しました − 萼は緑色で3個、背面に粗長毛がある
17.6.11 撮影

 「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」により、
 ノハカタカラクサ(花番号:0881)と記録してきた植物は、ミドリハカタカラクサと判明。
 記録を書き換えました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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