4月11日 ジロボウエンゴサク


【@林縁の草地で − 雨が上がったばかりの曇り空でした】
12.4.11 撮影

    ジロボウエンゴサク〈次郎坊延胡索〉(ケシ科 キケマン属) 花期は4月。
   伊勢地方でこれを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んで、花の距を引っかけて遊んだことに由来する。
   漢方ではこの仲間の塊茎を乾燥させて延胡索と呼び、鎮痛などに用いる。
   川岸・山地などに生える高さ10〜20cmの多年草。
   葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく。
   花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2〜2.2cm。


       【@を拡大しました − 花柄のつけ根にある苞葉に、切れ込みが無いのが特徴】
                         12.4.11 撮影
                     【A − 葉は2〜3回3出複葉
                         12.4.11 撮影
              【B − 花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2〜2.2cm
                         12.4.11 撮影
                         【Bを拡大しました】
                         12.4.11 撮影
                                 
        あこがれの花に秋吉台でやっと出会えたのは昨年でした。
        今年、3月29日に待ち遠しかった開花を見ました。
        株数は昨年の半分ほどに減っていますが、ずっと生き続けてくれますように。

                     
* * * * * おまけ * * * * *

                  【ウラジロイカリソウが開花しました】
                         12.4.11 撮影
                        
     雨は昼過ぎには上がっていましたが、夕方4時過ぎで空いっぱい暗い雲でした。
     今日開花のはずなので来てみたら、つぼみを確認していた1株が開花していました。
     絞り2.8でシャッター速度1/8秒。微妙にぶれていますが何とか撮れました。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。