ジロボウエンゴサク〈次郎坊延胡索〉(ケシ科 キケマン属) 花期は4月。
伊勢地方でこれを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んで、花の距を引っかけて遊んだことに由来する。
漢方ではこの仲間の塊茎を乾燥させて延胡索と呼び、鎮痛などに用いる。
川岸・山地などに生える高さ10〜20cmの多年草。
葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく。
花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2〜2.2cm。
11.4.12 撮影
【花柄のつけ根にある苞葉に、切れ込みが無いのが特徴】
11.4.12 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.4.12 撮影
【花がたくさんついた株を】
11.4.12 撮影
【上の花を別の角度から】
11.4.12 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【次郎坊の道の反対側で今日、開花確認しました】
11.4.12 撮影
これから、咲き進むにつれて草丈が伸びていきます。
【上の画像を拡大しました】
11.4.12 撮影
ツルカノコソウ。来年からも2つ一緒に開花確認できそう。
5〜6年前、友人夫妻にジロボウエンゴサクが咲いている阿東三谷に連れて行ってもらってから、毎年ムラサキケマンが咲く間中は探してきたのに見つけられなかったのです。
ここは、道路の南側にスギ・アオキなどがまばらに生え、道路との間にある、タネツケバナ・シロバナタンポポ・クサイチゴなどを撮っている草地。
うかつでした。1年に数十回は来ていたのに、ここに咲くとは思ってもみませんでした。
でも嬉しいです。 「花番号 1301」が、探し続けてきたジロボウエンゴサクだなんて。
1300を期に秋吉台をやめなくて本当に良かった。まだまだ見つけられる気がしてきました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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