イワウメヅル Celastrus flagellaris 〈岩梅蔓〉(ニシキギ科 ツルウメモドキ属) 花期は5月。 山地に生える落葉つる性木本。雌雄異株。 節から気根を出して、ほかの木などに這い上る。 つるは赤褐色で表皮ははがれやすい。 葉は互生し、長さ2-5cmの広楕円形または卵形で、やや薄くてかたく、 ふちには刺状の鋸歯がある。 托葉はかたくなって短い刺になる。
葉腋に黄緑色の直径約6mmの花を2-3個開く。 刮ハは直径約6mmの球形で、 熟して3裂すると朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。
※ツルウメモドキの仲間のなかで、枝に刺があり、 葉の鋸歯が芒状になるのはイワウメヅルだけなので、見分けやすい。
【A】
14.5.14 撮影
【Aを拡大しました】
14.5.14 撮影
【B葉腋に黄緑色の直径約6mmの花を2-3個開く】
14.5.14 撮影
【Bを拡大しました − 雄花。この株は雄株でした】
14.5.14 撮影
【C節から気根を出して、ほかの木などに這い上る − Bまでとは別の株です】
14.5.14 撮影
【Cを拡大しました】
14.5.14 撮影
【D − @〜Cとは別の株です】
14.5.14 撮影
【Dを拡大しました − ツルウメモドキの仲間で、枝に刺があり、葉の鋸歯が芒状になるのは本種だけ】
14.5.14 撮影
【Eここには雌株もあります − 昨年の日記から】
13.5.30 撮影
晴れた明るい日に、是非、雌花を撮りに来たいと思っています。
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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