2014年 5月14日  イワウメヅル



昨年見つけたものの時期が遅すぎて、花が終わっていました。
今年は何度も訪れて5月8日に開花確認、今日、花盛りの時を撮りました。

【@】
14.5.14 撮影

     イワウメヅル Celastrus flagellaris 〈岩梅蔓〉(ニシキギ科 ツルウメモドキ属) 花期は5月。
    山地に生える落葉つる性木本。雌雄異株。
    節から気根を出して、ほかの木などに這い上る。
    つるは赤褐色で表皮ははがれやすい。
    葉は互生し、長さ2-5cmの広楕円形または卵形で、やや薄くてかたく、
    ふちには刺状の鋸歯がある。
    托葉はかたくなって短い刺になる
    葉腋に黄緑色の直径約6mmの花を2-3個開く。
    刮ハは直径約6mmの球形で、
    熟して3裂すると朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。

    ※ツルウメモドキの仲間のなかで、枝に刺があり、
     葉の鋸歯が芒状になるのはイワウメヅルだけなので、見分けやすい。



【A】
14.5.14 撮影
                                 
【Aを拡大しました】
14.5.14 撮影

【B葉腋に黄緑色の直径約6mmの花を2-3個開く
14.5.14 撮影

【Bを拡大しました − 雄花。この株は雄株でした】
14.5.14 撮影

【C節から気根を出して、ほかの木などに這い上る − Bまでとは別の株です】
14.5.14 撮影

【Cを拡大しました】
14.5.14 撮影

【D − @〜Cとは別の株です】
14.5.14 撮影

【Dを拡大しました − ツルウメモドキの仲間で、枝に刺があり、葉の鋸歯が芒状になるのは本種だけ
14.5.14 撮影

【Eここには雌株もあります −  昨年の日記から】
13.5.30 撮影

晴れた明るい日に、是非、雌花を撮りに来たいと思っています。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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