ノイバラ Rosa multiflora 〈野薔薇/別名ノバラ〉(バラ科 バラ属) 花期は5〜6月。
河原、原野、林縁などに生える高さ2mほどになる落葉低木。
茎はよく枝分かれし直立するが、他のものに寄りかかって這い上ることも多い。
葉は互生。長さ10cmほどの奇数羽状複葉。
葉軸には軟毛と小さな刺がある。
小葉は3〜4対、長さ2-5cmの卵形または長楕円形。
頂小葉は側小葉より少し大きい。ふちには鋭い鋸歯がある。
托葉は葉柄に合着し、ふちはクシの歯状に深く切れ込み、先端は腺になる。
枝先の円錐花序に芳香のある白い花を多数つける。
花は直径約2cm。花弁は倒卵形でふつう5個。雄しべは多数。
【A秋吉台には大変多く、今どき歩けば必ず目に付きます − 台上の駐車場わきで】
14.5.15 撮影
【B】
14.5.15 撮影
【Bを拡大しました − 小葉は3〜4対、頂小葉は側小葉より少し大きい】
14.5.15 撮影
【C托葉は葉柄に合着し】
14.5.15 撮影
【Cを拡大しました − 、ふちはクシの歯状に深く切れ込み、先端は腺になる】
14.5.15 撮影
「葉軸には軟毛と小さな刺がある」
【D枝先の円錐花序に芳香のある白い花を多数つける】
14.5.15 撮影
【Dを拡大しました − 花弁は倒卵形でふつう5個。雄しべは多数】
14.5.15 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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