2014年 12月21日 何でしょう? − その11 |
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虎杖は漢名。根茎を乾燥したものを虎杖根と呼び、緩下剤などにする。 山野のいたるところに生える高さ50-150cmの多年草。雌雄異株。 茎は太く中空で、初めは紅紫色の斑点がある。 葉は互生し、長さ6-15cmの卵形〜広卵形で先は急にとがる。 葉腋から枝を出し、その先に直径3-4mmの小さな花を多数つける。 花被は白色〜紅色で5裂する。 雄花には雄しべが8個あり、雌しべはごく小さい。 雌花には3個の花柱があり、雄しべはごく小さい。 雌花は果時には大きくなり、3外裂片に翼を出し、全形は倒卵形、 先はへこみ、基部は細まり、長さ6-10mmとなり、痩果を包む。 痩果は3稜形、黒褐色で光沢があり、長さ2.5mm。 変化が多く、花や果実が赤いものをベニイタドリ(メイゲツソウ)という。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |