2014年 9月18日  イタドリ



【@新しく作られた道のフェンスの向こうで、高さ2メートルはあります − 雄株】
14.9.18 撮影

          イタドリ Fallopia japonica〈虎杖〉(タデ科 ソバカズラ属) 花期は6〜10月。
         虎杖は漢名。根茎を乾燥したものを虎杖根と呼び、緩下剤などにする。
         山野のいたるところに生える高さ50-150cmの多年草。雌雄異株。
         茎は太く中空で、初めは紅紫色の斑点がある。
         葉は互生し、長さ6-15cmの卵形〜広卵形で先は急にとがる。
         葉腋から枝を出し、その先に直径3-4mmの小さな花を多数つける。
         花被は白色〜紅色で5裂する。
         雄花には雄しべが8個あり、雌しべはごく小さい。
         雌花には3個の花柱があり、雄しべはごく小さい。
         花のあと雌花の外側の花被片3個は翼状に張り出し、痩果を包む。
         変化が多く、花や果実が赤いものをベニイタドリ(メイゲツソウ)とという。


【A葉腋から枝を出し、その先に直径3-4mmの小さな花を多数つける − 雄花序】
14.9.18 撮影
                                 
【B 花被は白色〜紅色で5裂する − 雄花】
14.9.18 撮影

【Bを拡大しました − 雄花には雄しべが8個あり、雌しべはごく小さい
14.9.18 撮影

【C上の雄株と隣り合った雌株】
14.9.18 撮影

【D雌花序】
14.9.18 撮影

【E花は直径3-4mm
14.9.18 撮影

【Eを拡大しました − 雌花には3個の花柱があり、雄しべはごく小さい
14.9.18 撮影

【F花盛りの花と終わりかけた花が混在している花序】
14.9.18 撮影

【G花のあと雌花の外側の花被片3個は翼状に張り出し、痩果を包む
14.9.18 撮影

高くて枝を多く分け、まるで樹木のように見え、毎年気になりながら無視してきた大木(?)のイタドリ。
図鑑で調べてもイタドリ以外の何物でも無いことが判明。
これでスッキリしました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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