2021年 7月7日 イヌシバ |
イヌシバ Stenotaphrum secundatum(イネ科 イヌシバ属) 花期は 6月〜。 匍匐枝を伸ばして地表に広がる多年草。 直立枝は高さ10-30cm。全体に無毛。 葉身はやや肉質で、長さ4-10cm、幅4-10mm、先は鈍い。 穂状花序は長さ5-10cm、花序軸は扁平、多肉で節があり、 節に無柄小穂が1個つくか、 または無柄と有柄小穂が対になってつく。 熟すと花序軸の節で折れて、節間に小穂をつけたまま落ちる。 小穂は長さ4-5mm。 第一包頴は小穂の1/4〜1/3長。 第二包頴は小穂と同長。 第一小花は雄性、または外花頴のみに退化し、小穂と同長。 第二小花は両性で結実する。 九州(福岡・長崎・鹿児島県など)に帰化。 原産地:熱帯アメリカ。 芝生に利用され、世界の熱帯に広く帰化。 − 「日本の帰化植物」 − 【Aを拡大しました −よく見たら、シバではないものがたくさん!】 きらら浜では、「無柄と有柄小穂が対になってつく」でした。 イヌシバに付いた花番号は、『1595』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |