2016年 3月14日  イヌカミツレ



【@不明だった麦畑でノボロギクと一緒に生えている草に花が咲きました】
16.3.14 撮影

         イヌカミツレ Matricaria perforata〈別名/イヌカミルレ〉(キク科 シカギク属) 
                                               花期は 3月〜。
        山地の路肩などに生える1〜2年草。ヨーロッパ原産。
        茎は葉とともに初め毛があるが、のち無毛となり、高さ30-60cm、
        下方ではまばらに分枝する。
        葉は質厚く、長さ3-10cm、倒被針形〜線状倒被針形、先は突鋭形、幅0.4-0.6mm。
        春〜夏に咲く。
        頭花は直径3-4.5cm。
        総苞片は長楕円形〜狭三角形、縁は膜質になる。
        花床は半球形。
        舌状花は約20個、白色、長さ1-1.8cm、雌蕊がある。
        筒状花は両性、微小な冠毛(萼歯状)がある。

【A昨日見つけた花は蕾でした − セリ科かと思いましたが、キク科の草本でした】
16.3.13 撮影
                                 
【B − Aの一番開いていた花 − 花床は半球形 − イヌカミツレと同定】
16.3.13 撮影

【C葉は質厚く、長さ3-10cm、倒被針形〜線状倒被針形
16.3.13 撮影

【D先は突鋭形、幅0.4-0.6mm
16.3.14 撮影

【E今日、麦畑の中を探し回ったら、開花した個体がありました − 高さ30cmほど】
16.3.14 撮影

【Eを拡大しました】
16.3.14 撮影

【F花床は半球形
16.3.14 撮影

【Fを拡大しました − 舌状花は約20個、白色、長さ1-1.8cm
16.3.14 撮影

  『日本帰化植物写真図鑑』には、
    「北日本を中心に麦畑や草地にしばしば大群落を作る。
     近年は全国的に道端や道路の法面などに発生するに生える。」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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