2017年 11月15日  イエギク



【@国定公園内で野生化しているイエギクを】
17.11.11 撮影

      イエギク Chrysanthemum × morifolium Ramat〈家菊〉(キク科 キク属)
                                        花期は10〜12月。

    キクは外国にも認められた日本の国花であるが、実は土着の植物ではない。
    原産地は中国で、平安時代前期に渡来したというのが今日では定説となっている。
    そこで、栽培される中国生まれのキクを”イエギク”と呼び、
     北方系のチョウセンノギクと南方系のシマカンギクが中国大陸の中部で交雑し
    イエギクが生じたと考えられるようになった。
    リュウノウギク、イソギク、ハマギク、ヨメナなど、日本に野生しているキクの仲間を
    まとめて”ノギク”と呼ぶ。
     − 「草と木と花の植物」 菊の話     


【A 台上の@と同じ場所で】
17.11.11 撮影
                                 
【B】
17.11.11 撮影

【Bを拡大しました】
17.11.11 撮影

【C】
17.11.11 撮影

【Cを拡大しました】
17.11.11 撮影

  アワコガネギクの同定にご尽力いただいたSさんが、
  2015年10月に秋吉台のキク属を見て回られた際に、ここのキクを見ていただいたところ、
  「イエギクでしょう」と言われました。
 


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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