2016年 2月1日  イボミキンポウゲ


畑地の電柵の向こう(内側)に、黄色いキンポウゲ属の花が咲いていました。
花の形と葉の形から、トゲミノキツネノボタンかイボミキンポウゲまでは分かりましたが、
昨年、あれほど調べたのに区別点を覚えていないので、どこを撮って良いのか…。 闇雲に撮り帰り、
昨年の日記と照合してイボミキンポウゲと分かり、「イボミキンポウゲ開花」としました。 やれやれ。

【@咲き始めで痩果が見られないため、茎・葉・花でイボミキンポウゲと同定しました】
16.2.1 撮影

          イボミキンポウゲ Ranunculus sardous〈疣実金鳳花〉
                           (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は2〜6月。
         ヨーロッパ原産の帰化植物。耕作地などに生える高さ10-60cmの1年草。
         茎は分枝し、ほとんど無毛だがまばらに長い開出毛がある。
         根生葉の葉身は広卵形、1回3出の複葉あるいは単葉で3浅裂〜中裂し、
         上面は無毛、下面に長い伏毛がある。
         裂片は狭卵形で、鋸歯縁となる。
         花は黄色で直径1-1.5cm、2〜5花がまばらな総状花序につく。
         萼片は著しく反曲する。
         痩果は広倒卵形、長さ約2mm、表面にいぼ状の突起があり、
         縁が肥厚し、嘴は太く短く、先端は反曲する。

【@を拡大しました −花は黄色で直径1-1.5cm
16.2.1 撮影
                                 
【A茎は分枝し、ほとんど無毛だがまばらに長い開出毛がある
16.2.1 撮影

【B葉 − 上面は無毛、下面に長い伏毛がある
16.2.1 撮影

【@を拡大しました − 萼片は著しく反曲する
16.2.1 撮影

【C花は2〜5花がまばらな総状花序につく
16.2.1 撮影


このあと、頭に浮かぶ花、ヒメナズナ・アオイスミレ・ショカツサイ・ミヤコアオイ・セントウソウetc.
に行っても、どれも咲く気配がなく、撮っていたキンポウゲ属しか画像がなかったという次第です。
こんなことは今の時期には普通ですが、今日も気分良く8000歩あまり歩きました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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