2017年 5月30日  ホザキザクラ



【@今年はこの1個体しか − なのに、こんな画像しか撮れていません】
17.5.30 撮影

       ホザキザクラ Stimpsonia chamaedryoides C.Wright〈穂咲き桜〉
                         (サクラソウ科 ホザキザクラ属) 花期は5〜6月。
      琉球列島、鹿児島県の日当たりのよい林縁や道ばたに生える高さ3-16cmの1年草。
      全体に腺毛が生える。
      根生葉は卵形か楕円形。
      下部の葉は柄があり、卵形または卵状楕円形で鈍歯牙があり、
      長さ1-2cm、幅0.7-1.2cm。
      上部の葉には柄がなく、卵形または卵状楕円形。
      茎の上部に白色の花を2〜10個、まばらに総状につける。
      花は直径4-5mm。半ばまで5中裂し、裂片は広倒卵形で先はへこむ。
      [山口県絶滅危惧TA類]       

【A年々少なくなっていたのが、一昨年は復活したと思いましたが…】
17.5.30 撮影

 秋吉台で咲く絶滅危惧種種の花の多くは、盗掘されて減少していますが、
 ホザキザクラについては、
 1年草なのに、
 生育している環境が、急斜面の裸地のため、タネがとどまりにくいからだと思っています。
 秋吉台日記に書くのは今年が最後になるかもと、つらい覚悟をしています。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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