ヤナギイボタ Ligustrum salicinum 〈柳水蝋/別名ハナイボタ〉(モクセイ科 イボタノキ属)
花期は6月。
西日本にまれに生え、高さ5-8mになる落葉小高木。
樹皮は灰色。
葉は対生。
葉身はやや薄く、長さ6-13cmの狭倒卵形、両端長くとがり、側脈が目立つ。
円錐花序を頂生し、白い小さな花を多数つける。
花冠は白色、長さ約5mm、裂片は筒部と同長かやや短く、開出して反曲する。
花糸は花冠裂片より長く、花柱は長さ約4mmで、花筒から突き出る。
果実は長さ8-10mmの楕円形で黒紫色に熟す。
【分布】暖帯:本州(近畿地方以西)・九州。
山口県のカテゴリー :絶滅危惧TA。
【A いずれ邪魔物扱いされる日が来るかも】
17.5.31 撮影
【Aを拡大しました − 葉身はやや薄く、狭倒卵形、両端長くとがり、側脈が目立つ】
17.5.31 撮影
【B円錐花序を頂生し、白い小さな花を多数つける】
17.5.31 撮影
【Bを拡大しました − 花冠は白色、長さ約5mm、裂片は筒部と同長かやや短く、開出して反曲する】
17.5.31 撮影
【Bを拡大しました − 花糸は花冠裂片より長く、花柱は長さ約4mmで、花筒から突き出る】
17.5.31 撮影
ヤナギイボタの花は、開花すると一気に咲き進みます。
開花確認に来て花盛りの姿を目にして「しまった!」と反省することがたびたびですが、
今回は、2日前に来て、「明後日開花」と予測、ぴったり今日開花で、ひとり満足しています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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