ホザキザクラ Stimpsonia chamaedryoides C.Wright〈穂咲き桜〉 (サクラソウ科 ホザキザクラ属) 花期は5〜6月。 琉球列島、鹿児島県の日当たりのよい林縁や道ばたに生える高さ3-16cmの1年草。
全体に腺毛が生える。
根生葉は卵形か楕円形。 下部の葉は柄があり、卵形または卵状楕円形で鈍歯牙があり、 長さ1-2cm、幅0.7-1.2cm。
上部の葉には柄がなく、卵形または卵状楕円形。 茎の上部に白色の花を2〜10個、まばらに総状につける。
花は直径4-5mm。半ばまで5中裂し、裂片は広倒卵形で先はへこむ。
[山口県絶滅危惧TA類]
【A3年前は6株、 昨年・一昨年は1株だけでした】
15.5.24 撮影
【Aを拡大しました】
15.5.24 撮影
【B花は直径4-5mm。半ばまで5中裂し、裂片は広倒卵形で先はへこむ】
15.5.24 撮影
【C林道、反対側の斜面には昨年と同じく1株咲きました】
15.5.24 撮影
【Cを拡大しました − 花が2個並んで咲いています】
15.5.24 撮影
【D − Cの花を横から見ると】
15.5.25 撮影
【E − Cの葉は対生で、茎に稜があります − 個体差?】
15.5. 撮影
【Fずっと見てきたホザキザクラの葉と茎は】
14.6.11 撮影
秋吉台のホザキザクラは、この林道で確認しているだけですが、次第に減ってきて、
今年はもう出ないかも知れないと思っていましたので、本当に嬉しいです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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