8月20日 ホザキノフサモ


私の開花確認は、昨年のノートを見ながらやっているため、昨年咲かなかった花を見逃す恐れがあります。
ホザキノフサモは昨年、いつも水中で、花穂を出すことなく終わっていたので、忘れてしまうところでしたが、
ホソバミズヒキモをきっかけに、今日、生えている場所を見て回り、3ヵ所目の湧水で花穂を確認しました。

【@強い日差しの午後3時、しかも、岸から撮るにはこの方向しか】
12.8.20 撮影

 ホザキノフサモ〈穂咲きの房藻/別名キンギョモ〉(アリノトウグサ科 フサモ属) 花期は6〜9月。
花が穂になって咲くことによる。別名は金魚鉢に入れられることから。
池や沼などの水中に生える多年草。
水底の泥の中に白い根を伸ばし、茎はときに1m以上になる。
葉は4枚ずつ輪生し、葉の裂片は糸のように細い。
花は水上に抜き出した長さ3〜8cmの枝先に穂になってつき、上方に雄花、下方に雌花がつく。
                        
          【@を拡大しました − 私の苦手な虫がいっぱい写っているのです】
                         12.8.20 撮影
                【@を拡大しました − 一応、開花確認できました】
                         12.8.20 撮影
                         
 ホザキノフサモは沈水植物で、浮葉は無く、夏〜秋に穂状花序を水面に突き出して開花するので、そのタイミングを見逃さず開花確認してきました。
 昨年は川の水量が多く、ホザキノフサモは常に水中で、一度も姿を見ることができませんでした。
 ですから、どうしようもないこんな画像でも、とりあえずは一安心。
 今度は良い画像に努力しましょう。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。