2019年 12月9日 ホトケノザ |
ホトケノザ Lamium amplexicaule〈仏の座〉(シソ科 オドリコソウ属) 花期は10月〜6月。 畑や道ばたにふつうに見られる高さ越年草。 茎は直立または斜上して基部で分枝し、高さ10-30cm、 葉は下部のものは長い柄があり、 茎の中部以上のものは無柄で扇状円形、 円い鋸歯があり、長さ幅とも1-2.5cm。 萼は長さ約5mm、毛が多い。 花期は3〜6月だが、他の時期にも閉鎖かを多くつける。 花冠は細長い筒があり、長さ14-20mm、紅紫色で、上唇は特に色が濃い。 分果は約2mm、3陵形で背面は円く、全体に白斑がある。 北海道〜琉球、東アジア・ヒマラヤ・ヨーロッパ・北アフリカに分布し、 北アメリカにも帰化している。 〈春の七草〉の〈ホトケノザ〉は、キク科のコオニタビラコであって、 本種とは別のものである。 − 改訂新版「日本の野生植物5」 − 対生する葉を連座に見立てたもの。 筒部の長い唇形花で、長い毛が密生する。 上唇は上にのびてかぶと状。 下唇は3裂し、中央裂片はさらに2裂して、 花粉を媒介するハナバチ類の足場になっている。 上唇に沿って縦に並んだ葯室から花粉を出している雄しべが見える。 −増補改訂新版「野に咲く花」 − 【A 茎は直立または斜上して基部で分枝し、高さ10-30cm】 「花粉を媒介するハナバチ類の足場になっている」
ホトケノザを日記に前回書いたのは2009年2月、10年が過ぎていました。 当時よりカメラはレベルアップしているので、画像も良くなっているのか。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |