ホンゴウソウ〈本郷草〉(ホンゴウソウ科 ホンゴウソウ属) 花期は8〜9月。
暗い林の下の枯葉の間に生える多年生の腐生植物。
茎は高さ3〜8cm、細く直径0.3〜0.4mm、分枝する。
葉は鱗片状、被針形、長さ1.5mm。
総状花序の上部に雄花、下部に雌花がつく。
花柄は糸状で長さ約3mm。
雄花は直径約2mm。花被は6裂し、裂片のうち3個は大きく卵状被針形で長さ1mm、
他の3個は小さい。
雄しべは3個で、大きい方の花被片と対生する。
雌花は直径約1.5mm、心皮は多数あって離生し、球状に集まっている。
花柱は各心皮の腹面の上部につき糸状、長さ2/3mm。
果実は、多数の心皮が集まった集合果で、直径約2mm。
[山口県絶滅危惧TA類]
【総状花序の上部に雄花、下部に雌花がつく】
11.8.2 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.8.2 撮影
「雄花は直径約2mm。花被は6裂し、
裂片のうち3個は大きく卵状被針形で長さ1mm、他の3個は小さい」
【雌花は直径約1.5mm、心皮は多数あって離生し、球状に集まっている】
11.8.2 撮影
「花柱は各心皮の腹面の上部につき糸状、長さ2/3mm」
花序の上部を狙って見当で撮った雄花。どうにか写っていましたが、これ以上は集中力が無理。
また来年の楽しみに取っておきます。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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