7月23日  ヒオウギ・カンコノキの雄花

 ヒオウギ     05.7.23 撮影
   
 ヒオウギ〈檜扇〉(アヤメ科) 花期は7〜8月。
 幅の広い剣状の葉が密に互生してつく形が檜扇に似ていることからこの名がある。日当たりのよい山地の草原に生える高さ60〜100pの多年草。葉は行儀良く2列に並び、長さ30〜50p。花茎の上部で枝を分けて数個の苞をつけ、中から2〜3個の花を出す。花は橙色で内面に暗赤色の斑点があり、直径3〜4p。


 
ヒオウギのつぼみに橙色になり開花確認するために3日通い、4日目は行けず、翌日行ったらしぼんだ花とつぼみだけだったので、前日の7月19日開花を記録しました。
 その翌日と1日置いた今日も、またしぼんだ花とつぼみ。私が行かない日に限って咲いているのです。
 「そんなー!」と、帰り水にもっと近くのこの株を見に来たら、一番花が咲いていました。
                                          
                        05.7.23 撮影
             
                     【上の画像を拡大しました】                      

草原の濃い緑色がよく似合う花。


カンコノキの雄花
05.7.23 撮影

「雄花には長さ1pの柄があり、萼片は6個、楕円形で長さ2o、平開する」 
 
 18日につぼみだった雄花が開花しました。
 図鑑の写真からもう少し大きい花かと思っていましたが、この花の直径は3oほど。柄の長さは1pでしたから、割合から考えたらこんなものでしょうか。
 平開したらもう1〜2o大きくなります?  雌花もいくつか撮ってみましたが、またも失敗。
 なお、ここのカンコノキには雄花序・雌花序がついていますので、どれも雌雄同株のようです。