2015年 7月16日 ヒナノキンチャク |
ヒナノキンチャク Polygala tatarinowil〈雛の巾着〉(ヒメハギ科 ヒメハギ属) 花期は7~10月。 果実を小さな巾着に見立てての名。 山麓の原野に生える無毛の1年草。 茎は基部で分岐し、高さ5-15cm。 葉には短柄があり、薄く、卵状楕円形で、長さ1-3cm、葉縁には細毛がある。 葉腋から総状で長さ8cmほどの花軸を出し、片側に、 淡紫色で一部に黃色みのある花を多数つける。花は長さ約2mm。 側萼片5個は花弁状、花弁3個で、下の1個の先端は房状に切れ込む。 蒴果は扁平円形で直径約3mm、翼はない。 【①の左奥の花を - 葉腋から総状で長さ8cmほどの花軸を出し】 「側萼片5個は花弁状、花弁3個で、下の1個の先端は房状に切れ込む」 今年はもうすべて開花確認しました。今年、夏の到来が随分早いと感じています。 ヒナノキンチャクは昨日、ムカゴソウのあとに来ましたが、足の調子が良いので頑張り過ぎ、 車に戻るのが少々きつくて、のろのろ歩き。アリに追い抜かれたかも…。(笑)
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |