2014年 10月21日  バショウ



「泉のそばでバショウの花が咲いていました」と、友人がメールで教えてくれました。

【@ここ、国定公園内の湧水そばで葉はよく見てきましたが、花は初めてです】
14.10.21 撮影

         バショウ Musa basjooo 〈芭蕉〉(バショウ科 バショウ属) 花期は 9〜10月。
        中国原産の大型の多年草。暖地では冬越しができる。
        庭に植えると、根茎から何枚もの葉鞘が巻き合って太い茎(偽茎)になって立ち上がり、
        高さ5m、直径20cmくらいになる。
        葉は開くと四方に広がり、長いものは2mくらい。
        霜に遭うと葉は枯れるが、春にはまた新しい葉を広げる。
        株が成熟すると偽茎の中心から花茎が抜き出て下垂し、
        先の方に雄花、基部に雌花がつき、バナナの花に似た黄白色の花が咲く。
        果実もバナナ形で、中には黒い種子が多数詰まっている。

【@を拡大しました − 花は終わりに近く、1段だけですが実がついています】
14.10.21 撮影
                                 
【A根茎から何枚もの葉鞘が巻き合って太い茎(偽茎)になって立ち上がり
14.10.21 撮影

「葉は開くと四方に広がり、長いものは2mくらい」

【Aを拡大しました】
14.10.21 撮影

【B雌雄異花で、花序の先の方に雄花 − 雌花先熟で、自家受粉を避けているそう】
14.10.21 撮影

【Bを拡大しました − 雄花】
14.10.21 撮影

上側の苞葉が落ち、巻いている苞葉がめくれて、また雄花が出てくるのでしょうか?
珍しいものを見せてもらいました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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