チョウジソウ Amsonia elliptica〈丁字草〉(キョウチクトウ科 チョウジソウ属)
花期は5〜6月。
花の形がフトモモ科のチョウジの花に似ていることによる。
川のそばなどのやや湿った草地に生える高さ40-80cmの多年草。
葉はふつう互生し、長さ6-10cmの披針形で、先は鋭くとがる。
茎頂にやや多数の花を集散状につける。
花冠は青藍色、直径約13mmの高杯形で、
上部は5裂、裂片は狭長楕円形で平開する。
果実は袋果で2本の円柱状、長さ5-6cm。
【@を拡大しました − 冬には地上部は消え、春に根生葉の群生から始まるのに】
15.7.17 撮影
【A花の後、上にどんどん葉が茂っていくのですね】
15.7.17 撮影
【B果実は袋果で2本の円柱状、長さ5-6cm 】
15.7.17 撮影
上下反対にすると、テイカカズラの実の小型…テイカカズラもキョウチクトウ科!
植物自身にとって、花は子孫を残すための一過程にすぎないのですね。
* * * * * おまけ* * * * *
【C駐車場所に戻ると、道路端のアスファルトの切れ目で、スイカが花をつけていました】
15.7.17 撮影
【D駐車場のわきでよく見かけます】
15.7.17 撮影
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昔、秋吉台を歩き始めて間もない頃、草原の真ん中でスイカの苗を発見、
それからは、タネを落とさないように気をつけています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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