11月14日 ヒナノキンチャク−その2 |
ヒナノキンチャク〈雛の巾着〉(ヒメハギ科 ヒメハギ属) 花期は7〜10月。 果実を小さな巾着に見立てての名。日当たりのよい山野に生える1年草。 茎は根元から枝を分け、高さ7〜15cm。 葉は薄く、卵円形または楕円形で、先はとがるものから円いものまで色々あり、 長さ1〜3cm、ふちに鋸歯はないが、毛がある。基部は急に細まる。 葉柄は長さ2〜8mm。 枝先に黄色みのある淡紫色の花を総状につける。花は長さ約2mm。 刮ハは片側につき、扁円形で直径約3mm、翼はない。 【上の画像を拡大しました】 * * * * * * こんな時もありました * * * * * * 【7月23日の日記より】 明日、Yasukoさんが大好きだった角島で、ご家族も参加されて一周忌“達磨菊忌”が行われます。 福島県からのお二人は、1日早く来県され、ご希望だった秋吉台を友人と案内し、晩秋の草原の花たちを堪能していただきました。 午後、「まだ見たことがないので是非」と言われたヒナノキンチャク、花は終わっていても巾着は見られるだろうと、咲き残っていることを祈りながら来てみたら、這いつくばって見ないと分からないほど全体が小さいながらも花も見られ、大喜びされました。 「またいつか、“一番きれいな時”のヒナノキンチャクに是非会いに来てください」。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |