2014年 12月2日 ヒメスミレ − その2 |
ヒメスミレ Viola inconspicua ssp.nagasakiensis〈姫菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜4月。 人家近くによく見られる、やや小型のスミレで、 ふつう植物体はほとんど無毛だが、全体が微毛におおわれるものもある。 葉は深緑色でやや光沢があり、三角状披針形、 その両端は凹曲線を描き、基部は切型またはわずかに心形、 長さ1.5-4cm、鋸歯は上方で低く、下方では高くなる。 果期の葉は広くなり、両耳が広がり、やせた三角形に近づく。 葉柄は長さ2-4cm、翼はない。 花柄は長さ4-10cm、ふつう葉より長い。 花は小型で濃紫色。 花弁は長さ8-10mm、側弁に毛があり、距は細めで長さ3-4mm。 【@を拡大しました】
急に1日の最高気温が10℃も低くなりました。 人間は気構えと防寒対策で耐えますが、ヒメスミレ・トゲミノキツネノボタン・オランダミミナグサなど、 今花盛りとなっている花たちは、これからどうなっていくのでしょう。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |