2014年 12月3日  ハキダメギク - その3



【①コゴメギク属の3ヵ所目 - 『秋芳町広谷』の畑のそばです】
14.12.2 撮影

        ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属) 
                                              花期は5~12月。
      東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。
      牧野富太郎の命名。
      熱帯アメリカ原産の1年草。
      茎は直立し高さ15-60cm、基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある。
      葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり、
      縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある。
      上部の枝先に直径約5mmの頭花を1個ずつつける。
      頭花は周りに白色の舌状花が普通5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。
      舌状花は雌性、花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長。
      筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂、冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける。

【①を拡大しました】
14.12.2 撮影
                                 
【②舌状花 - 花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長
14.12.2 撮影

初めて舌状花の冠毛を撮ることができました。


【③筒状花 - 冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける
14.12.2 撮影

 ☆舌状花に冠毛があり、筒状花は「冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける」ため、
   3番目の『広谷の畑のそば』のも、ハキダメギクでした。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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