ハキダメギク Galinsoga quadriradiata〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属) 花期は5~12月。 東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。 牧野富太郎の命名。 熱帯アメリカ原産の1年草。 茎は直立し高さ15-60cm、基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある。 葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり、 縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある。 上部の枝先に直径約5mmの頭花を1個ずつつける。 頭花は周りに白色の舌状花が普通5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。
舌状花は雌性、花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長。
筒状花は両性、黃色、先が浅く5裂、冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける。
【①を拡大しました】
14.12.2 撮影
【②舌状花 - 花冠は白色で先は浅く3裂、冠毛は鱗片状で、花冠の筒部とほぼ同長】
14.12.2 撮影
初めて舌状花の冠毛を撮ることができました。
【③筒状花 - 冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける】
14.12.2 撮影
☆舌状花に冠毛があり、筒状花は「冠毛の先は細く尖り、ふちは毛状に裂ける」ため、
3番目の『広谷の畑のそば』のも、ハキダメギクでした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|