ヒメスミレ Viola inconspicua ssp.nagasakiensis〈姫菫〉(スミレ科 スミレ属)
花期は3〜4月。
人家近くによく見られる、やや小型のスミレで、
ふつう植物体はほとんど無毛だが、全体が微毛におおわれるものもある。 葉は深緑色でやや光沢があり、三角状披針形、 その両端は凹曲線を描き、基部は切型またはわずかに心形、
長さ1.5-4cm、鋸歯は上方で低く、下方では高くなる。 果期の葉は広くなり、両耳が広がり、やせた三角形に近づく。
葉柄は長さ2-4cm、翼はない。
花柄は長さ4-10cm、ふつう葉より長い。 花は小型で濃紫色。
花弁は長さ8-10mm、側弁に毛があり、距は細めで長さ3-4mm。
【A上から撮りました − ふつう植物体はほとんど無毛だが、全体が微毛におおわれるものもある】
14.3.14 撮影
【Aを拡大しました − 初めて今年、この毛が気になりました】
14.3.14 撮影
【B秋吉台で無毛のすっきりしたヒメスミレがないものか、探してみましょう】
14.3.14 撮影
一昨日までは、歩いても歩いても開花がなかったのに、きょうは一気に7種も開花確認しましたので、一番始め
に確認し気持ちが踊ったヒメスミレで久しぶりに日記を書きました。
でも、私に本当の春が来るのかどうか、もうしばらく待たなければなりません。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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