ヒメオドリコソウLamium purpureum〈姫踊り子草〉(シソ科 オドリコソウ属) 花期は11〜5月。
道ばたなどに生える高さ10-20cmの越年草。
基部の葉は長い柄があり、卵円形または三角状卵形で長さ幅ともに1-3cm、
長毛があり、鈍く細かい鋸歯があり、脈は上面でくぼむ。 上部の葉は互いに接近し、楕円形で短い柄があり、
赤紫色を帯びることが多く、鈍頭またはやや鋭頭。
花は上部の葉腋に密につき、長さ約1cm、萼は中部まで5裂し、
裂片は細く、縁に毛がある。
花冠は淡紅色、外面は有毛。4〜5月に開花する。
ヨーロッパ・小アジアの原産で、東アジアや北アメリカに帰化している。
日本では19世紀末に東京で見つかり、
現在では全国的に見られるようになりつつある。
まれに植物体が紫色を帯びず、花が白色の品種が基本型に混生することがある。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました − まれに植物体が紫色を帯びず】
19.1.11 撮影
【@を拡大しました −花が白色の品種が基本型に混生することがある 】
19.1.11 撮影
【A混生ではなく、ここでは白色の花ばかりでした】
19.1.11 撮影
【Aを拡大しました − 別種にしたいのですが、やはり、ヒメオドリコソウですね】
19.1.11 撮影
【Bまれに植物体が紫色を帯びず、花が白色の品種が基本型に混生することがある】
19.1.11 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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