2021年 6月20日  ハナハマセンブリ(きらら浜で)



【@初めて見ました − きらら浜自然観察公園のニラバラン群生地で】
21.6.20 撮影

         ハナハマセンブリ Centaurium pulchellum (rンドウ科 ベニバナセンブリ属)
                                            花期は 6月〜。
       地中海沿岸の原産で北アメリカなどに帰化している一年生または二年生草本。
       全体無毛。
       茎は4稜で中空、直立してよく分岐し、高さ20cmほどになる。
       葉は先の尖った倒卵形で全縁、根生葉はロゼットを形成しない。
       無柄で対生する。
       夏から秋にかけて茎の上部でよく分岐し、
       直径8mmほどの桃色の5裂した花を多数着ける。
       5枚の萼裂片は花筒のほぼ1/2の長さ。
       欧米では畑地雑草。
       1988年に神奈川県から報告された。
       類似の帰化種ベニバナセンブリ(C.erythraea)では、
       萼片が花筒のほぼ1/3の長さで、根生葉は花時にもロゼットを形成する。
        − 「日本帰化植物写真図鑑」 −  
                 
【@を拡大しました − 秋吉台で見ているベニバナセンブリとそっくりで、少し小さめ】
21.6.20 撮影
                                 
【A葉は先の尖った倒卵形で全縁、根生葉はロゼットを形成しない
21.6.20 撮影

【Aを拡大しました − 葉は先の尖った倒卵形で全縁、根生葉はロゼットを形成しない
21.6.20 撮影

【B茎の上部でよく分岐し、直径8mmほどの桃色の5裂した花を多数着ける
21.6.20 撮影

【Bを拡大しました −】
21.6.20 撮影

  きらら浜に来るたびに、見るのが初めての帰化植物を目にします。
  昨年12月に来たときには、初めてヨモギギクを見たものでした。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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