ヨモギギク Tanacetum vulgare (キク科 ヨモギギク属) 花期は 7〜9月。
路傍や空き地などに生える、芳香のある多年草。
茎は高さ30-90cmになり、直立し、上方で分枝する。
葉は、茎の上部のもので長さ11-25cm、幅7-11cm、
長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある。
小葉はさらに羽状に切れ込み、幅2-3mmになる。
ふつう葉の上面には微細な腺点があり、両面にはクモ毛がある。
花は7〜9月に咲く。
頭花は筒状花のみからなり、径8-10mm。
総苞片は4列、辺縁部は膜質、
最外列のものは小さく、披針形、内列のものは長楕円形。
筒状花は黄色、ふつう先が5裂し、両性であるが、
総苞の周辺部分のものは雄蕊を欠く。
冠毛は短く、長さ0.3mmほど。
痩果は長さ約1.7mmで、5稜がある。
北海道、本州に野生化しているという。
原産地:ヨーロッパ〜シベリアの温帯。
渡来:薬用や観賞用に栽培される。
− 「日本の帰化植物」 −
【@を拡大しました − 植栽された木々の間の下に見たことがない葉が!】
20.12.13 撮影
【Aずっと、下ばかり見て歩くと、花茎が立った跡が付いた個体もありました】
20.12.13 撮影
【Aを拡大しました − 葉は、長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある】
20.12.13 撮影
【B小さな個体も】
20.12.13 撮影
【C葉は、長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある】
20.12.13 撮影
【Cを拡大しました】
20.12.13 撮影
【Cを拡大しました −葉は、長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある 】
20.12.13 撮影
頭花は筒状花のみで、黄色。
「2050年の森行 野草園」にも出てくるか・・・。
* * * * * 12月15日:追記 * * * * *
【@ふつう葉の上面には微細な腺点があり、両面にはクモ毛がある】
20.12.15 撮影
【@を拡大しました −微細な腺点とクモ毛、写っていました】
20.12.15 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【D初めて見た動物、ヌートリア】
20.12.13 撮影
【Dを拡大しました − 人の気配がしても全く無視】
20.12.13 撮影
「体つきはドブネズミに似るが、耳が小さく、後ろ足の第1指から第4指までには水かきがある」
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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