2020年 12月13日  ヨモギギク −きらら浜自然観察公園で



【@「2050年の森 野草園」に期待できそうな植物観察が目的で「きらら浜自然観察公園」を散策していたところ…】
20.12.13 撮影

           ヨモギギク Tanacetum vulgare (キク科 ヨモギギク属) 花期は 7〜9月。
         路傍や空き地などに生える、芳香のある多年草。
         茎は高さ30-90cmになり、直立し、上方で分枝する。
         葉は、茎の上部のもので長さ11-25cm、幅7-11cm、
         長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある。
         小葉はさらに羽状に切れ込み、幅2-3mmになる。
         ふつう葉の上面には微細な腺点があり、両面にはクモ毛がある。
         花は7〜9月に咲く。
         頭花は筒状花のみからなり、径8-10mm。
         総苞片は4列、辺縁部は膜質、
         最外列のものは小さく、披針形、内列のものは長楕円形。
         筒状花は黄色、ふつう先が5裂し、両性であるが、
         総苞の周辺部分のものは雄蕊を欠く。
         冠毛は短く、長さ0.3mmほど。
         痩果は長さ約1.7mmで、5稜がある。
         北海道、本州に野生化しているという。
         原産地:ヨーロッパ〜シベリアの温帯。
         渡来:薬用や観賞用に栽培される。
          − 「日本の帰化植物」 −
         

【@を拡大しました − 植栽された木々の間の下に見たことがない葉が!】
20.12.13 撮影
                                 
【Aずっと、下ばかり見て歩くと、花茎が立った跡が付いた個体もありました】
20.12.13 撮影

【Aを拡大しました −  葉は、長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある
20.12.13 撮影

【B小さな個体も】
20.12.13 撮影

【C葉は、長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある
20.12.13 撮影

【Cを拡大しました
20.12.13 撮影

【Cを拡大しました −葉は、長楕円形で羽状に深裂し、中軸には切れ込みのある翼がある
20.12.13 撮影

頭花は筒状花のみで、黄色。
「2050年の森行 野草園」にも出てくるか・・・。



* * * * * 12月15日:追記 * * * * *

@ふつう葉の上面には微細な腺点があり、両面にはクモ毛がある
20.12.15 撮影

@を拡大しました −微細な腺点とクモ毛、写っていました
20.12.15 撮影

* * * * * おまけ * * * * *

D初めて見た動物、ヌートリア】
20.12.13 撮影

【Dを拡大しました − 人の気配がしても全く無視】
20.12.13 撮影

「体つきはドブネズミに似るが、耳が小さく、後ろ足の第1指から第4指までには水かきがある」


 
※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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