2017年 8月1日  白山(室堂 標高2425m)に登りました - その2



2017年8月1日~2日に高山植物の宝庫“白山”で見た花を撮った順に上げました。
前回書いた8月1日の続きです)


【①オオバミゾホオズキ〈大葉溝酸漿〉(ハエドクソウ科) 深山の水辺に生える多年草。葉に柄がない。】

17.8.1 撮影

【②花は上部の葉腋につき、花冠は筒形で長さ2.5-3cm】

                                 
【③ミヤマキンポウゲ〈深山金鳳花〉(キンポウゲ科) 亜高帯~高山帯の草地に生え、群生することが多い】

【④葉は3~5裂するが、シナノキンバイほど細かく裂けない。花径2cm。(友人撮影)】

【⑤キバナノコマノツメ〈黄花の駒の爪〉(スミレ科) 高さ8-15cm。花は幅1-1.5cm。】

【⑥亜高山帯~高山帯の湿った草地や礫地に生え、小さなかたまりになることが多い】

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以下の⑦~⑬は、友人が撮っていた画像です。
私は撮っていませんでした。(集中力が切れていたのでしょうか)


【⑦ヤグルマソウ〈矢車草〉(ユキノシタ科) 高さ0.5-1m】
花径約5mmの小花が密集して、長さ20-40cmの円錐形の花序をなす。

【⑧ミヤマイラクサ〈深山刺草〉(イラクサ科) 山地、亜高山のやや湿った沢沿いなどに生える多年草】
茎や葉に刺があり、刺さると痛い。葉は互生し、柄は長く広卵形で先は尾状に長く伸びる。

【⑨オニシモツケ〈鬼下野〉(バラ科) 山地帯~亜高山帯の湿った草地や林縁、渓流沿いに生える】
高さ0.5-1.5。花径約7mmの小花が密集し、花序の径は約10cm。
この類の中で一番大きいのでオニの名がついたという。

【⑩マイヅルソウ〈舞鶴草〉(ユリ科) 高さ5-15cm。花径約5mm。】
葉は茎の上部にふつう2枚付き、心形で弧を描く葉脈が目立ち、
名は、この葉脈をツルが羽根を広げた形に見立てたものという。

【⑪ウラジロナナカマド〈裏白七竈〉(バラ科) 高さ1-2mの落葉低木。花径約1cmで花序の径は約6cm。

【⑫上の画像を拡大しました -名の七竈は七度かまどに入れても燃え残るからと言うが…】
実際はよく燃え、上質炭にもなるので、製炭に因む「七日竈」の説の方が正しいと思われる。

【⑬ミヤマツボスミレ〈深山坪菫〉(スミレ科) 高さ約10cm。花は幅約1cmで、白~淡紫色。】
亜高山帯~高山帯の湿った草地に生える。

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【⑭コイワカガミ〈小岩鏡〉(イワウメ科) 高さ約10cmの花茎の先端に1~5個の花がつく】
高山帯の草地や砂礫地に生え、アオノツガラクラやチングルマと混生することも多い。

【⑮ミヤマダイモンジソウ〈深山大文字草〉(ユキノシタ科) 高さ10-20cm。花径約1.5cm。】

【⑯葉は円形で縁が浅く裂け、鋸歯がある。亜高山帯~高山帯の草地に生える。】

【⑰5枚の花びらのうち、下の2枚が長い。名はこの花の形を「大」の字に見立てたもの。】

【⑱オオレイジンソウ〈大伶人草〉(キンポウゲ科)高さ0.5-1m。亜高山帯の草地や林縁に生える。】

【⑲花は縦の長さが約2.5cm。伶人とは雅楽を演奏する人のことで…】

【⑳花の形が伶人の使う冠(鳥兜)に似ていることからつけられた名】

【㉑ヨツバシオガマ〈四葉塩竃〉(ハマウツボ科) 葉はふつう4枚が輪生するので四葉の名。(友人撮影)】
高さ10-30cm。高山帯の草地や砂礫地に生える。

【㉒花は唇形で長さ約1.5cm。上唇がくちばし状に鋭くとがる。】

【㉓ミヤマダイコンソウ〈深山大根草〉(バラ科) 高山の岩地に生える太い根茎をもつ多年草 (友人撮影)】
花茎は8-26cmで直立し、数個の花をつけ剛毛を密生する。

【㉔上の画像を拡大しました - 花は径1.8-3.2cm。花弁は黃色で長さ0.7-1.2cm、微凹頭。】

【㉕テガタチドリ〈手形千鳥〉(ラン科)高さ20-40cm。幅約8mmの花が穂状に密集する。】

【㉖花序の長さは5-10cm。名の手形は、根が肥大して手の形になるため】

【㉗千鳥はこの類に多い名前で、花の形を飛ぶ鳥に見立てたもの】

【㉘まれに白花品がある - 改訂新版「日本の野生植物 1」- 】

【㉙上の画像を拡大しました - テガタチドリの白花品】

【㉚雨は降っていませんが、ずっと霧の中でした - 午後2:44(友人撮影)】

【㉛オタカラコウ〈雄宝香〉(キク科) 山地帯~亜高山帯の谷沿いや湿った草地に生え (友人撮影)】
しばしば群生する。

【㉜高さ0.7-1m以上。頭花の径約4cm。】

【㉝エゾシオガマ〈蝦夷塩竃〉(ハマウツボ科) 高さ20-40cm。花は長さ1.5cm。】
亜高山帯~高山帯の草地に生える。

【㉞上唇がくちばし状に細くとがり、横を向く。】

【㉟イブキトラノオ〈伊吹虎の尾〉(タデ科) 高さ0.3-1m。名の伊吹は伊吹山。】
山地帯~高山帯の草地に群生する。

【㊱長さ3-4mmの小花が密集して、長さ3-6cmの円柱形の穂になる。】

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2018年1月12日:記
 今日書いたのは、散策第1日目の8月1日に撮影したものですが、初日の残りがあと10種。 
 開花確認は…こう寒いと新しく咲く花は望めず、白山の記録作りに集中しています。

 秋吉台ライブカメラで見ると、カルストロードは走れますが、家からの鳳翩山トンネル辺りの
 坂道が怖くて、明日も秋吉台は無理と思っています。


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