2017年 8月1日  白山(室堂 標高2425m)に登りました



白山…高山植物の宝庫ということは知っていても、私には遠い山でした。登ることなど考えたこともなかった白山に
誘われて、二人の友人の助けを借りながらの登下山でしたが、高山植物の“お花畑”を堪能することができました。

ただ、少し残念だったのが、出発の前日(7月30日)に、もうすっかり履き慣れたからと、新しい登山靴を置いて、
1週間前まで履いていた古い登山靴で龍護峰に登ったため左足に痛みが出て、治らないまま登ったことです。
歩けても1歩ごとに工夫が必要で、速く歩けないし、とっさの動きが鈍く、友人にも心配をかけてしまいました。


【①前夜は永井旅館泊。 市ノ瀬ビジターセンターでシャトルバスの到着を待っています(8:01)】
17.8.1 撮影

【②エッチラオッチラ、ゆっくりと登りました - いつもはもう少しかっこよく歩くのですが…】

                                 
【③登山口の別当出合から1.6キロの地点 - 高山植物が出てきました(8:58)】

FIRE
【④センジュガンピ〈千手岩菲〉(ナデシコ科)高さ0.4-1m。花径2.5cm。】

【⑤千手は日光の千手原から、岩菲は中国原産のナデシコ科の植物名から、とされる】

【⑥ズダタクシュ〈頭蛇(喘息)薬種〉(ユキノシタ科)高さ10-25cm。花径約4mm。】

【⑦長野県では喘息を「ずだ」と言い、この草がよく効くので名付けられた(友人撮影)】

【⑧タマガワホトトギス〈玉川不如帰・玉川杜鵑〉(ユリ科)高さ20-50cm。花は径約2cm。】

【⑨上の画像を拡大しました - 玉川は京都、山城の井出の玉川のことである】

【⑩ヨツバヒヨドリ〈四葉鵯〉(キク科)高さ0.5-1.5m。葉は3~4枚が輪生。】

【⑪タカネナデシコ〈高嶺撫子〉(ナデシコ科)細い茎の先に径3-4cmの花を1~3個つける。】

【⑫上の画像を拡大しました - 花弁は細かく裂ける - 白馬でも撮れなかった】
「こっちを向いて!」

【⑬クルマムグラ〈車葎〉(アカネ科) - 西中国山地に多いです】

【⑭ヤマハハコ〈山母子〉(キク科)高さ30-70cm。頭花は茎頂にかたまってつき、径約1cm。】

【⑮マユミ〈真弓〉(ニシキギ科)】

【⑯イワアカバナ〈岩赤花〉(アカバナ科)山地の湿り気のある所に生える多年草。】

【⑰花は直径6-8mm。花弁4個の先端はへこむ。柱頭は頭状。】

【⑱ミヤマトウバナ〈深山塔花〉(シソ科)分布…近畿地方以北】

【⑲林内に生える多年草。花冠は長さ6mmほど。萼は下半分に細かい毛がある。】

【⑳カンチコウゾリナ〈寒地髪剃菜/別名タカネコウゾリナ〉(キク科)】

【㉑頭花の径約3cm。総苞は黒緑色で剛毛がある。】

【㉒別当出合から、505mの高度を稼ぎました(10:19)】

【㉓ゴゼンタチバナ〈御前橘〉(ミズキ科)高さ5-15cm。花径約2cm。】

【㉔4枚の花びらのように見えるのは総苞片で、本当の花は中心に集まる小花。】
(10:36)ここでにわか雨が降り始め、避難小屋で昼食(旅館が作ってくれたおにぎり弁当)
おいしかった!

【㉕雨は1時間ほどで止みましたが、用心のために合羽を着て撮影(13:39)】

【㉖ミヤマタニタデ〈深山谷蓼〉(アカバナ科)林内に生える高さ5-20cmの小型の多年草】

【㉗花は径約3mmと小さい】

【㉘?ミヤマチドリ〈深山千鳥〉(ラン科)高さ10-20cm。花は幅約7mm。】

【㉙距は袋状で約2mmと短い。葉はふつう2枚で、下の葉が大きく幅約3cm。深く茎を抱く。】

【㉚クルマユリ〈車百合〉(ユリ科) 茎の中ほどで数枚~10数枚以上の葉が輪生する (友人撮影)】

【㉛ハクサンフウロなどと混生し、お花畑を構成することも多い】


                           * * * * * * * * * *
2018年1月10日:記
 白山から帰ったら雑用に追われ、日記にまとめるためのまとまった時間が取れませんでした。
 年が明けてからは「昨秋から引き続いて咲いている花」の確認に走り回り、やっと一段落。
 今日書いたのは、散策第1日目、8月1日に撮影した約半分で、撮影順に上げました。

 以後のも引き続いてまとめるつもりです。



次ページ

TOP