ハイハマボッスSamolus parviflorus〈這浜払子/別名ヤチハコベ〉
(サクラソウ科 ハイハマボッス属) 花期は5〜10月。 ハマボッスに似ていて茎がやや地を這うことによる。
海近くの湿地にまれに生える高さ10-30cmの多年草。
全体無毛。
茎は分枝して斜上し、細い。
葉は互生し、長さ2-6cmの倒卵形〜広楕円形。 先は円頭形で、基部は狭まって柄に流れる。
まばらな総状花序に10〜20個の白色の花をつける。
花は直径2-3mm。柄は1-2cmで斜開する。
刮ハは球形で、直径2.5mm。
【@を拡大しましたまー上の方 − 海近くの湿地にまれに生える多年草】
16.6.15 撮影
【@を拡大しました − 中ほど − 全体無毛。茎は分枝して斜上し、細い】
16.6.15 撮影
【Aこちらは休耕田で】
16.6.15 撮影
【Aを拡大しました − まばらな総状花序に10〜20個の白色の花をつける】
16.6.15 撮影
【Aを拡大しました】
16.6.15 撮影
【B − Aを別の角度から −花は直径2-3mm 】
16.6.15 撮影
ウィキペディアによりますと、
「ハイハマボッス属は、APG植物分類体系では、テオフラスタ科に分類されていたが、
最新のAPG植物分類体系第3版では、従来分類されていたサクラソウ科に移している」とのこと。
ハイハマボッスは、先ず調べようとした「野に咲く花」「山に咲く花」に載っていなかったので、
本当に稀な植物と理解しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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