2021年 9月5日  ハイチゴザサ



【@5年前に初めて見た場所…薄暗い林道上で、同じ状態で生えていました】
21.9.5 撮影

          ハイチゴザサ Isachne nipponensis〈這稚児笹〉(イネ科 チゴザサ属)
                                           花期は 9〜10月。
        桿は繊細、緑色で、基部は長く這い、分枝する。
        葉身は薄く、長さ1.5-3cm、幅4-8mmで、
        先は短く鋭くとがり、両面にまばらに長毛がある。
        葉舌は白毛の列となる。
        円錐花序は長さ3-5cm、広卵形で、まばらに小穂をつけ、
        枝は細く、柄はやや長い

        小穂は淡緑色で長さ約1.5mm、
        苞穎は3〜7脈があり、円頭で、上半部にまばらに不揃いな直毛がある。
        本州(関東以西)〜九州の湿地に生え、朝鮮半島南部・中国にも分布する。る。
        
          − 改訂新版「日本の野生植物 2」 −
         
                 
【Aツルマメの様子を見るのが目的で、この時期にこの林道に来るのです】
21.9.5 撮影
                                 
【Aを拡大しました −円錐花序は長さ3-5cm、広卵形で、まばらに小穂をつけ、枝は細く、柄はやや長い
21.9.5 撮影

【Aを拡大しました −小穂は淡緑色で長さ約1.5mm
21.9.5 撮影
「苞穎は3〜7脈があり、円頭で、上半部にまばらに不揃いな直毛がある」

【B桿は繊細、緑色で、基部は長く這い、分枝する
21.9.5 撮影

【Bを拡大しました −葉身は薄く、先は短く鋭くとがり、両面にまばらに長毛がある
21.9.5 撮影

【Bを拡大しました −柄はやや長い 】
21.9.5 撮影

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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