2022年 1月27日 ガガイモ |
ガガイモ Metaplexis japonica(キョウチクトウ科 ガガイモ属) 花期は 7〜9月。 日当たりのよいやや乾いた原野に生えるつる性の多年草。 地下茎を長く伸ばして増え、茎を切ると白い乳液が出る。 葉は対生し、長さ5-10cm、幅3-6cmの長卵状心形で先はとがり、 裏面は白緑色を帯びる。 葉腋から出た柄の先に短い総状花序をつくって、淡紫色の花をつける。 花冠は直径約1cmで5裂し、内側は淡紫色で密に毛がある。 中心部にはずい柱があり、柱頭は花冠から長く突き出る。 副花冠は環状でずい柱の基部をとり巻く。 袋果は長さ約10cm、幅約2cmの広披針形で、 正面にはイボ状の突起がある。 − 増補改訂新版「野に咲く花」 − 袋果は熟すと片側で割れて種子を出す。 種子は扁平な楕円形で狭い翼があり、褐色で先に長い白毛がある。 この毛を傷口につけると止血の効果があるtふぉいう。 南千島から北海道〜九州、朝鮮半島・中国にかけて分布する。 − 改訂新版「日本の野生植物 4」 − 【@を拡大しました −ガガイモの袋果です 】 そういえば昨年ここで、緑色のガガイモの蔓がいっぱい這っていたのを覚えています。 ◇ガガイモの花期の画像は、2018年7月の日記をどうぞ。
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。