2018年 7月8日  ガガイモ



【@蕾を見ていた蔓が開花していました − 様々な草が生える、まさしく原野で】
18.7.8 撮影

           ガガイモ Metaplexis japonica(キョウチクトウ科 ガガイモ属) 花期は 7〜9月。
         日当たりのよいやや乾いた原野に生えるつる性の多年草。
         地下茎を長く伸ばして増え、茎を切ると白い乳液が出る。
         葉は対生し、長さ5-10cm、幅3-6cmの長卵状心形で先はとがり、
         裏面は白緑色を帯びる。
         葉腋から出た柄の先に短い総状花序をつくって、淡紫色の花をつける。
         花冠は直径約1cmで5裂し、内側は淡紫色で密に毛がある。
         中心部にはずい柱があり、柱頭は花冠から長く突き出る。
         副花冠は環状でずい柱の基部をとり巻く。
         袋果は長さ約10cm、幅約2cmの広披針形で、
         正面にはイボ状の突起がある。
          − 増補改訂新版「野に咲く花」 −


【A 葉は対生し、長卵状心形で先はとがり、裏面は白緑色を帯びる
18.7.8 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 葉腋から出た柄の先に短い総状花序をつくって、淡紫色の花をつける
18.7.8 撮影

【B花冠は直径約1cmで5裂し、内側は淡紫色で密に毛がある
18.7.8 撮影

【Bを拡大しました − 中心部にはずい柱があり、柱頭は花冠から長く突き出る
18.7.8 撮影

 従来、ガガイモの花期を「8〜9月」にしていましたが、今回「7〜9月」に修正しました。
 
 今日は5日ぶりの秋吉台。
 蕾を見ていた植物を順に見て回りましたが、思ったとおり開花のラッシュ。
 開花確認20種で疲れたのと時間切れで引き上げました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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