ガガイモ Metaplexis japonica(キョウチクトウ科 ガガイモ属) 花期は 7〜9月。
日当たりのよいやや乾いた原野に生えるつる性の多年草。
地下茎を長く伸ばして増え、茎を切ると白い乳液が出る。
葉は対生し、長さ5-10cm、幅3-6cmの長卵状心形で先はとがり、
裏面は白緑色を帯びる。
葉腋から出た柄の先に短い総状花序をつくって、淡紫色の花をつける。
花冠は直径約1cmで5裂し、内側は淡紫色で密に毛がある。
中心部にはずい柱があり、柱頭は花冠から長く突き出る。
副花冠は環状でずい柱の基部をとり巻く。
袋果は長さ約10cm、幅約2cmの広披針形で、
正面にはイボ状の突起がある。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【A 葉は対生し、長卵状心形で先はとがり、裏面は白緑色を帯びる】
18.7.8 撮影
【Aを拡大しました − 葉腋から出た柄の先に短い総状花序をつくって、淡紫色の花をつける】
18.7.8 撮影
【B花冠は直径約1cmで5裂し、内側は淡紫色で密に毛がある】
18.7.8 撮影
【Bを拡大しました − 中心部にはずい柱があり、柱頭は花冠から長く突き出る】
18.7.8 撮影
従来、ガガイモの花期を「8〜9月」にしていましたが、今回「7〜9月」に修正しました。
今日は5日ぶりの秋吉台。
蕾を見ていた植物を順に見て回りましたが、思ったとおり開花のラッシュ。
開花確認20種で疲れたのと時間切れで引き上げました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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