フキPetasites japonicus〈蕗〉(キク科 フキ属) 花期は2〜4月。
山野に生える多年草。地下茎を伸ばして増える。雌雄異株。
葉は花後に地下茎の先に叢生し、腎円形で幅15-30cm、
縁に微凸状の歯があり、基部は深い心形。
早春、葉が出る前に花茎を伸ばし、散房状に頭花をつける。
両性花は結実せず、機能的に雄性で柱頭はこん棒状。
雌性花の柱頭は糸状。
雄株は高さ10-25cm、黄白色の頭花を散房状に多数つける。
頭花はすべて両性の筒状花からなり、直径7-10mm、稔らない。
雌株では、花茎に頭花を密散房状につけるが、のちに高さ45cmくらいに伸びる。
頭花は直径7-10mm、縁に多数の雌花、
内に少数の両性花があるが、花粉はできない。
淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ(雄株・雌株)。
【A − @の花序 − 頭花は直径7-10mm】
16.3.7 撮影
【Aを拡大しました − 1つの頭花 − 縁に多数の雌花、内に少数の両性花があるが花粉はできない】
16.3.7 撮影
【B − @と同じ場所で別の株を】
16.3.7 撮影
【C − Bの花序】
16.3.7 撮影
【Cを拡大しました − 1つの頭花】
16.3.7 撮影
【D別の場所で撮った雌株を − これが普通で頭花は白色】
16.3.10 撮影
【Dを拡大しました】
16.3.10 撮影
* * * * * 雄株* * * * *
【E咲き始めの雄株 − 雄株は、黄白色の頭花を散房状に多数つける】
12.3.14 撮影
【Eを拡大しました − 頭花はすべて両性の筒状花からなり、直径7-10mm】
12.3.14 撮影
【F花盛りの雄頭花】
14.3.3 撮影
【Fを拡大しました − 両性花は結実せず、機能的に雄性で柱頭はこん棒状】
14.3.3 撮影お
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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