キンエノコロ Setaria pumila〈金狗尾草〉(イネ科 エノコログサ属)
花期は 8〜11月。
小穂の基部の剛毛が黄金色であることによる。
日当たりの良い道ばたや畑、田の畦などにごく普通に生える高さ30-80cmの1年草。
茎は叢生し、基部の節で曲がり、あまり枝分かれしない。
葉は長さ15-30cm、幅5-8mmの長い線形でややかたく、
基部に長い毛がまばらにある。
表面は光沢がなく、ざらつくが、裏面はなめらかで光沢がある。
葉舌は発達せず、毛状になっている。葉鞘は扁平。
花序は長さ3-10cmの円柱状で直立し、中軸に短毛がある。
小穂は長さ3-3.5mmと、この仲間では最も大きい。
小穂の基部には黄金色の剛毛が密生する。
剛毛は長さ0.7-1cmで、上向きの微針があってざらつく。
第二苞穎は小穂の約2分の1。
【@を拡大しました − 茎は叢生し、基部の節で曲がり、あまり枝分かれしない】
15.8.27 撮影
【A−@とは別の個体 − 葉がエノコログサよりずっと長いです】
15.9.3 撮影
【Aを拡大しました − 茎は叢生し、基部の節で曲がり、あまり枝分かれしない】
15.9.3 撮影
【Aを拡大しました − 花序は長さ3-10cmの円柱状で直立】
15.9.3 撮影
【B小穂は長さ3-3.5mmと、この仲間では最も大きい】
15.9.3 撮影
【Bを拡大しました − 小穂の基部には黄金色の剛毛が密生する】
15.9.3 撮影
昨日のエノコログサに続いてキンエノコロも、今回が初めての日記です
* * * * * おまけ* * * * *
【C今日、フキが開花していました − 山中の日当たりの良い荒れ地で】
16.2.5 撮影
【Cを拡大しました】
16.2.5 撮影
雌花と思われます。きれいな株の頭花が咲いたら撮り直しましょう。
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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