2017年 12月13日  チョウシュウアザミ(新称)



【@葉が茎の中部に集まってつき,大型の頭花を下向きに咲かせるアザミ − 秋芳洞近くの道ばたで】
17.12.13 撮影

          チョウシュウアザミ(新称) Cirsium yamaguchiense〈長州薊〉
                         (キク科 アザミ属)花期は9〜12月。
             山口県に広く分布し,
             葉が茎の中部に集まってつき,
             大型の頭花を下向きに咲かせるアザミ。
             ツクシアザミ亜節の一種.雌性両全性で雌性株が存在する。
             ツクシアザミに比べて,全体に繊細な感じがする。
             分布:山口県,広島県(西部) 
             − 日本のアザミ」(国立科学博物館植物研究部) − (花期を除く)
               
                     
 * * * * * * *
     
             山口県全域と広島県西部には秋咲きで雌性両全性同株、
             総苞片は8〜9列で斜上し、
             中片と内片に披針形の腺体があって、
             総苞が少し粘るアザミがふつうに分布する。
             このアザミは分布域に基づきチョウシュウアザミと呼ばれているが、
             正式には発表されていない。
              − 改訂新版「日本の野生植物 5」 −


【@を拡大しました】
17.12.13 撮影
                                 
【A】
17.12.13 撮影

【Aを拡大しました − 総苞片は8〜9列で斜上し、中片と内片に披針形の腺体があって
17.12.13 撮影

【B両性頭花】
17.12.13 撮影

【Cこんな個体がいくつも見られます − 山口県全域と広島県西部にはふつうに分布する
17.12.13 撮影

【Cを拡大しました − 何度も通ったのに、もっときれいな時を撮ってあげれば良かった】
17.12.13 撮影

* * * * * おまけ* * * * *

【D植栽品の芭蕉の花がまだ残っていました】
17.12.13 撮影

【E − Dを左から − 果実がたくさん!】
17.12. 13 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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