2015年 9月3日  チョウジタデ



【@イネが実った水田のへりで】
15.9.2 撮影

            チョウジタデ Ludwigia epilobioides〈丁字蓼/別名タゴボウ〉
                        (アカバナ科 チョウジタデ属) 花期は8〜10月。
           全体がタデに似て、花がチョウジの花に似ていることによる。
           水田や水湿地に生える高さ30-70cmの1年草。
           茎には稜があり、しばしば赤みを帯びる。
           葉は互生し、短い柄があり、長さ3-10cmの披針形で、全縁。
           表面は側脈が目立ち、秋には紅葉する。
           葉腋に柄のない直径6-8mmの黄色の小さな花をつける。
           萼片4、花弁4、雄しべ4、雌しべ1よりなるのが多いが
           5数からなるものもかなりある。
           雌しべには大きな丸い柱頭があり、子房は下位、
           棒のようで、まるで花の柄のように見える。

【A高さ30-70cmの1年草
15.9.2 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 葉は互生し、短い柄があり、長さ3-10cmの披針形で、全縁
15.9.2 撮影

【B葉腋に柄のない直径6-8mmの黄色の小さな花をつける
15.9.2 撮影

【Bを拡大しました − 雌しべには大きな丸い柱頭があり
15.9.2 撮影
「子房は下位、棒のようで、まるで花の柄のように見える」

【C萼片4、花弁4、雄しべ4、雌しべ1よりなるのが多いが、5数からなるものもかなりある
15.9.2 撮影

* * * * * おまけ* * * * *

【D我が家の花壇で、シカクマメの一番花が咲きました】
15.9.3 撮影

【E花は大きく、ハマナタマメくらいあって、淡いブルーです】
15.9.3 撮影

     昨年8月、国定公園内の畑で初めて花を見た時、植えた方は亡くなられたと聞きました。
     豆がなっても収穫されないまま晩秋になり、枯れて倒れたつるを探すと、豆の鞘がついていました。
     実が入っていそうな鞘を持って帰り、今年6月、花壇に埋めてみたのです。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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