チカラシバ Pennisetum alopecuroides〈力芝/別名ミチシバ〉
(イネ科 チカラシバ属) 花期は 9〜11月。
土にしっかりと根をはり、容易に引き抜けないほど丈夫であることによる。
別名は道ばたに多いため。
日当たりの良い草地に普通に生える高さ50-80cmの多年草。
茎は多数叢生して大きな株をつくる。
葉は根もとに集まり、長さ30-70cm、幅4-7mmの線形で
かたくて、表面はざらつく。
葉舌は発達せず、短い毛の列になっている。
葉鞘はやや扁平で、上端長い毛がある。
花序は長さ10-20cm、幅約2cmの円柱状で、
基部に暗紫色の剛毛がある小穂を多数つける。
小穂は長さ7-8mmの被針形で、小花が2個ある。
第一苞穎はごく小さく、第二苞穎は小穂のほぼ半長。
下部の小花は雄性で雄しべが3個あり、上部の小花は雌性。
【@を拡大しました − 基部に暗紫色の剛毛がある小穂を多数つける】
17.9.24 撮影
「小穂は長さ7-8mmの被針形で、小花が2個ある」
【A下部の小花は雄性で雄しべが3個あり、上部の小花は雌性】
17.9.24 撮影
【Aを拡大しました − 上部の小花は雌性】
17.9.24 撮影
【B】
17.9.24 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|