2017年 9月28日  チカラシバ − その2



【@9月16日には雨の中だったため、詳細が撮れていなかった花序を】
17.9.24 撮影

           チカラシバ Pennisetum alopecuroides〈力芝/別名ミチシバ〉
                       (イネ科 チカラシバ属) 花期は 9〜11月。
         土にしっかりと根をはり、容易に引き抜けないほど丈夫であることによる。
         別名は道ばたに多いため。
         日当たりの良い草地に普通に生える高さ50-80cmの多年草。
         茎は多数叢生して大きな株をつくる。
         葉は根もとに集まり、長さ30-70cm、幅4-7mmの線形で
         かたくて、表面はざらつく。
         葉舌は発達せず、短い毛の列になっている。
         葉鞘はやや扁平で、上端長い毛がある。
         花序は長さ10-20cm、幅約2cmの円柱状で、
         基部に暗紫色の剛毛がある小穂を多数つける。
         小穂は長さ7-8mmの被針形で、小花が2個ある。
         第一苞穎はごく小さく、第二苞穎は小穂のほぼ半長。
         下部の小花は雄性で雄しべが3個あり、上部の小花は雌性。


【@を拡大しました − 基部に暗紫色の剛毛がある小穂を多数つける
17.9.24 撮影
「小穂は長さ7-8mmの被針形で、小花が2個ある」
                                 
【A下部の小花は雄性で雄しべが3個あり、上部の小花は雌性
17.9.24 撮影

【Aを拡大しました − 上部の小花は雌性
17.9.24 撮影

【B】
17.9.24 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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