2021年 10月15日  アワコガネギク



【① 国内自生のキクタニギクと証明付きですが、今夏の高温と強乾燥でやっと生きている感じ】
21.10.15 撮影

           アワコガネギク Chrysanthemum.boreale〈泡黄金菊/別名キクタニギク〉
                                (キク科 キク属) 花期は 10~11月。
           黄色い小さな花が密集して咲く様子を泡に例えたもの。
           別名は菊渓菊で、京都北山の菊渓にちなむ。
           山麓のやや乾いた崖などに生える高さ1-1.5mの多年草。
           茎は叢生し、上部には白い軟毛が多い。
           葉は長さ5-7cmの広卵形で羽状に深裂し、裂片の先はとがる。
           基部は切形またはやや心形。
           頭花は黃色で直径約1.5cm。
           総苞は長さ約4mm。
           総苞片は3~4列に並び、外片は線形または狭長楕円形。
           花期:10~11月 分布:本(岩手県~近畿地方)、九(北部)
           分布:本州(岩手県~近畿地方)・九州(北部)

            - 増補改訂新版「野に咲く花」 -

           痩果は長さ1mm。
           染色体数2n=18。
           暖帯~温帯に生育し、日本では岩手県以南の東北地方南部、関東・
           中部地方・近畿地方、九州北部に分布する。
           1990年代以降、法面緑化に使われたヨモギの種子に交じって侵入した
           外来キクタニギクが、これら以外でも発見されている。
           キクタニギクの和名は京都東山の菊渓の菊の意味である。
           準絶滅危惧(NT).。
            - 改訂新版「日本の野生植物5」 -

                 

【②黄色い小さな花が密集して咲く様子を泡に例えたもの
21.10.15 撮影
                                 
【②を拡大しました -葉は広卵形で羽状に深裂し、裂片の先はとがる
21.10.15 撮影
「基部は切形またはやや心形」

【②を拡大しました -頭花は黃色で直径約1.5cm
21.10.15 撮影

【③頭花を上から】
21.10.15 撮影

【③を拡大しました】
21.10.15 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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