エゾニガクサ Teucrium veronicoides Maxim.var.veronicoides
〈蝦夷苦草/別名ヒメニガクサ〉(シソ科 ニガクサ属) 花期は7〜9月。 山地にややまれに生える多年草。 茎は高さ20-30cmで直立し、長さ1-2mmの開出する毛が多い。
葉は開出毛を密生する長さ1-2cmの葉柄があり、卵形〜広卵形で、
長さ2.5-4cm、幅1.5-2.5cm、先はややとがり、
基部はやや広いくさび形、またはときにやや浅心形となり、
細かい不斉の鋸歯がある。
花期は8月。
花穂は長さ4-11cm、一方向に偏ってまばらに淡紅色の花をつけ、
花序軸は開出毛を密生する。
花柄は長さ約1-3mm。
萼は短毛を密生し、上方にまばらに腺毛が混じり、
果時には長さ3.5-4mmで下向きになり、萼歯は先が鈍い。
花冠は長さ8mm内外。
分果は長球形で長さ約1.2mm。
北海道・本州(関東地方以北・山口県)九州(北部)、
朝鮮半島・中国(東北部・中部)・ウスリー南部に分布する。
絶滅危惧TB類(EN)。
− 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
[山口県絶滅危惧TA類]
【A いつ咲いた?】
21.10.22 撮影
【Aを拡大しました −タネができています!】
21.10.22 撮影
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【B開花を最後に見たのが2017年でした】
17.7.25 撮影
【C】
17.7.25 撮影
【Cを拡大しました】
17.7.25 撮影
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4年ぶりの開花を見逃したなんて…
残念でたまりませんが、嘆いてばかりいても前には進みません。
悔しさをバネにして、来年は、今年よりもっともっと頑張ります!
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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