6月4日 アサツキ |
アサツキ〈浅葱〉(ユリ科 ネギ属) 花期は5〜6月。 葉がネギよりも浅い緑色なのでつけられた。 山野の草地や海岸近くに生える花茎の高さ40〜60cmの多年草。 葉や鱗茎を食用にするため、古くから栽培されている。 葉は花茎に2〜3個つき、茎より短く、細い円筒形で中空。 花茎の先に淡紅紫色の花を散形状に多数つける。 花序は初め紫色を帯びた膜質の総苞に包まれている。 花被片は長さ10mmほどの披針形または広披針形で、先は細くとがる。 雄しべは花被片より短い。 岡山のKさんから先日届いたメールです。 「話は変わりますが、いつかアサツキの花の写真を出されたことがありましたが、雄しべが花被片より短いように見えましたので驚きました。 と言うのは、私が栽培している数箇所のアサツキで雄しべが花被片より短い本物のアサツキだったのは東北地方と北海道産のものだけでした。それ以外の地方のものはシロウマアサツキと同じで、雄しべが花被片と同長でした。それ以外の地方と言うのは、岡山、兵庫、隠岐、広島と高知です。山口県もシロウマアサツキだろうと思っていたのに本物のアサツキだったのには驚きました。」 【@を拡大しました】 【@を拡大しました − 右下の花】 「雄しべは花被片より短い」 【@を拡大しました − 左下の花】 「雄しべは花被片より短い」 私も興味があり、花被片と雄しべの長さが比較できるように撮ってきましたが、 やはり秋吉台のは、雄しべが花被片より短い「アサツキ」ですね! ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |