2015年 1月10日  アオネカズラ



【@洞窟近くの樹幹に着生しています】
15.1.9 撮影

            アオネカズラ(ウラボシ科 エゾデンダ属) 夏に落葉し、冬緑性。
          根茎は長く横走し、肉質で、緑色かわずかに白っぽく、鱗片をまばらにつける。
          葉柄はわら色、長さ7-15cm、ほぼ無毛。
          葉身は広被針形〜卵状長楕円形、長さ15-20cm、羽状に深裂する。
          側裂片は15〜25対あり、水平に開出し、被針形〜線形、幅6-10mm、全縁。
          葉質は厚く、やわらかい草質で、表面にはまばらに、
          裏面にはやや密に短い開出毛があり、淡緑色。
          葉脈ははっきり見えず、裂片の中肋に沿って1列の編み目を作る。
          胞子嚢群は中肋近くにつき、大きい。
          本州(静岡県以西)・四国・九州で、低山地の樹幹や岩上に着生し、暖地に多い。
            


【@を拡大しました】
15.1.9 撮影
                                 
【@を拡大しました − 側裂片は15〜25対あり、水平に開出し、全縁
15.1.9 撮影

【A同じ洞窟前で】
15.1.9 撮影

【B】
15.1.9 撮影

【Bを拡大しました − 胞子嚢群は中肋近くにつき、大きい
15.1.9 撮影


シダの勉強を始めたのは2007年、それからは年が改まるごとに、見てきたシダを確認してきました。
花が咲かない冬だけのシダ見のため、今年は、場所と姿は分かり、撮影しながら名前が出てこず、
帰宅後記録を見て名前を思い出したのもあり、少々苦労しています。
それでも今日現在85種を確認できました。
今日のアオネカズラは、6年前の日記より画像がきれいと感じ、書き直しました。


※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
※ この記事に関するご意見等は、掲示板かメールでお願いいたします。

次ページ

TOP