3月15日 アマナ ― その2 |
アマナ〈甘菜/別名ムギグワイ〉(ユリ科 アマナ属) 花期は3〜4月。 地中の鱗茎が食用になり甘みがあるのでこの名がある。 日当たりのよい草地、田畑のあぜ、林の縁などに生える多年草。 葉は2枚で茎の下方に対生状につき、長さ15〜25pで白緑色。 花茎は高さ15〜20cm。 花はふつう1個つき、長さ2〜2.5cmで、花被片は白色で暗紫色のすじがある。 日が当たると開く。 日が当たっても体感温度が低いと開いてくれません。 【上の画像を拡大しました】 「花被片は白色で暗紫色のすじがある。 雄しべ6、花柱は長さ4〜5mmで子房と同長以下」 【日が当たっても気温が低いと ― 午後1時】 アマナは「日差しがある昼前に開き、午後2時を過ぎると閉じてしまう花」と思っていましたが、 日が差しても風が冷たかったこの日は、午後1時を過ぎても開きませんでした。 気温が高めで開花条件が整ったためか、私の記録ではこれまでで最も早い開花でしたが、開花したものの、その後の気象の変動にアマナは、人間以上にとまどったのではないでしょうか。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |