3月15日 アマナ ― その2 


【アマナは 「日が当たると開く花」 ですが・・・】
   09.3.15 撮影
今年は、開いた花がなかなか見られませんでした。
   
     アマナ〈甘菜/別名ムギグワイ〉(ユリ科 アマナ属) 花期は3〜4月。
    地中の鱗茎が食用になり甘みがあるのでこの名がある。
    日当たりのよい草地、田畑のあぜ、林の縁などに生える多年草。
    葉は2枚で茎の下方に対生状につき、長さ15〜25pで白緑色。
    花茎は高さ15〜20cm。 
    花はふつう1個つき、長さ2〜2.5cmで、花被片は白色で暗紫色のすじがある。
    日が当たると開く。
    
                                         
【この姿を撮るために何度も足を運びました】
 09.3.15 撮影
日が当たっても体感温度が低いと開いてくれません。

  
【上の画像を拡大しました】  
09.3.15 撮影
「花被片は白色で暗紫色のすじがある。
雄しべ6、花柱は長さ4〜5mmで子房と同長以下」

【日が当たっても気温が低いと ― 午後1時】
09.3.11 撮影

アマナは「日差しがある昼前に開き、午後2時を過ぎると閉じてしまう花」と思っていましたが、
日が差しても風が冷たかったこの日は、午後1時を過ぎても開きませんでした。

アマナの今年の開花は3月1日でした。
気温が高めで開花条件が整ったためか、私の記録ではこれまでで最も早い開花でしたが、開花したものの、その後の気象の変動にアマナは、人間以上にとまどったのではないでしょうか。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。