2019年 12月11日 アキノタムラソウ |
アキノタムラソウSalvia japonica〈秋の田村草〉(シソ科 アキギリ属)花期は7〜11月。 山野の疎林や道ばたにふつうに見られる多年草。 高さ20-80cmになる。 葉は3出葉、または1〜2回羽状複葉、まれに単葉をつけることもある。 羽片は長さ2-5cm、上面は毛がないか、またはまばらに毛があり、 縁には鋸歯がある。 茎の上部は多少分枝して、長さ10-25cmの長い花穂となり、 まばらに花をつける。 花期はふつう7〜11月。 萼は唇形、ときに腺毛があり長さ5-6mm、内面には環状に白毛がある。 花冠は紫色〜青紫色で長さ10-13mm、 やや斜上し、内面の基部近くに毛環がある。 雄蕊は初め上唇に沿って斜めにやや突き出て、やがて下方に曲がる。 分果は長さ1.5-2mm。 本州〜琉球、朝鮮半島・台湾・中国に分布する。 非常に変異が多く、西日本には5月に開花する系統や 匍匐枝を出す系統が知られている。 − 改訂新版「日本の野生植物5」 − 茎の上部に長さ10-25cmの花穂をだし、長さ1-1.3cmの青紫色の唇形花を数段輪生する。 花は大口を開けたのカバが並んでいるように見える。 花冠の外側には白い毛が多い。 −増補改訂新版「野に咲く花」 − 【A 葉は3出葉、または1〜2回羽状複葉、まれに単葉をつけることもある】 * * * * * アキノタムラソウは、あちこちで長い期間、見られるというのに * * * * *
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |