アケボノシュスラン Goodyera foliosa var.laevis〈曙繻子蘭〉 (ラン科 シュスラン属) 花期は 9月〜。 花の色を朝の空にたとえた。 山地の林内に生える多年草。
茎の基部は地をはい、上部は斜上し、高さ5-10cm。
葉は数個互生し、長さ2-4cm、ふちは波打つ。
茎頂に数個の淡紅色の花をややかたよってつける。 萼片は狭卵形で長さ約8mm。 側花弁、唇弁もほぼ同長。 側花弁の先端は萼片に少し合着する。 唇弁の基部はふくらむ。
姿も花も小さくて目立たない。 花期:8〜9月。 分布:本、四、九
− 増補改訂新版「山に咲く花」 −
【A茎の基部は地をはい、上部は斜上し、高さ5-10cm】
18.10.5 撮影
「葉は数個互生し、長さ2-4cm、ふちは波打つ」
【B茎頂に数個の淡紅色の花をややかたよってつける】
18.10.5 撮影
【C姿も花も小さくて目立たない】
18.10.5 撮影
【D姿も花も小さくて目立たない】
18.10.5 撮影
葉は多く立ち上がっているのに、花がついた株が少ないのは、
杉林の中で何年間か、落ち葉やシダの下で日が当たらず生育してきたからでしょうか。
ここに来るたびに、日が当たるようにかぶさっている物を取り除いてやりましたから、
来年は、たくさん花が咲くのではないかと、期待しています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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